2019年4月18日「LINE@」は「LINE公式アカウント」に統合されました。
これまで有料であったさまざまなツールが無料で提供されるようになり、徐々に「LINE公式アカウント」を利用している店舗や企業が増えてきましたが、まだまだ導入している所が少ないのが現状です。
「LINE公式アカウント」とは、日常生活で使っている「LINE」の延長線上にある店舗や企業向けのサービスです。
- LINEだけで良くないの?
- 「LINE公式アカウント」で何ができるの?
- 「LINE公式アカウント」の機能とは?
- 「LINE公式アカウント」の機能って有料?
- 集客に特化してるエビデンスは?
上記のような悩みを抱えてる方や、「LINE公式アカウント」の導入を検討している方、集客を上げたい方に向けて、
分かりやすく簡単に「LINE公式アカウントが集客に特化している理由」と、「集客に特化したツールの紹介」などを解説していきます。
LINE公式アカウントが集客に特化している理由
日本の人口の約71%以上がLINEを利用しているから
LINEの国内月間ユーザー数は9,000万人以上(2021年12月末時点)で、その割合は日本の人口の約71%以上をカバーしている。現在もユーザー数は増え続けている。
9,000万人以上に接触できる、集客に特化した日本最大級のプラットフォーム。
日本ではSNSよりLINEの方がユーザー数が多く利用率も高いから
各SNSの特徴
- Facebook:実名登録制でリアルな知り合いとのつながりが多い。10代の利用率が低め。
- Instagram:画像や動画中心の投稿。20~40代の女性の利用率が高め。
- Twitter:匿名登録制で拡散性が高い。20~40代の男女の利用率が高い。
- LINE:メッセージアプリとして普及率が高い。男女年齢関係なく、国内最大のユーザー数。
- YouTube:映像と音声によりTVに取って代わる存在。10~50代以上の幅広い年齢層が利用。
拡散性はTwitterに劣るが、ユーザー数と伝達力はLINEが強い。
メルマガよりも開封率と即時性が高い
メルマガは迷惑メールに分類される可能性も高く、到達率も低い。メルマガの開封率は10~30%に対してLINEの開封率は60%。
つまりLINEはメルマガの約3倍の開封率(効果)があると言われている。
ブロックされない限り、メッセージ到達率はほぼ100%。
他のメディアと連携しやすいから
ブログ、申込ページや他のSNSと組み合わせることができるので集客しやすい。
LINE公式アカウントにはリンクやセールス等の制限がない。
集客に特化したツールが豊富だから
「LINE公式アカウント」には、「集客に特化したツール」が豊富。
次の章では、「LINE公式アカウント」で使える「集客に特化したツール」について簡単に紹介していきます。
「LINE公式アカウント」には通常のLINEには無い、無料で使える「集客に特化したツール」が豊富。
集客に特化したツールの紹介
プロフィール
店舗や企業の基本情報を掲載できる、重要な役割のページ。
プラグインが豊富で、カスタムする事により、小規模の店舗の場合はホームページの代用も可能に。
LINE公式アカウントには2つのアカウントの種別(認証済アカウント・未認証アカウント)があります。
効果的に活用するためにはそれぞれの特徴を理解したうえで、適切に運用することが大切です。
ここでは、認証済アカウントについて解説します。
- 認証バッジが付与され、信頼性アップ。
- LINEアプリの友だち(アカウント)検索結果に表示され、友だち追加されやすくなる。
- 販促用ポスターがダウンロード出来る。
- 支払方法がクレジットカード払いと請求書決算が利用出来る。
- 業種によっては友だち追加広告が利用できる。(有料)
認証済アカウントにすると、アカウント名の変更はできないので注意。
- 医療(医薬品など)
- 出会い系(出会い系サイト、アプリなど)
- アダルト(性風俗店、アダルトショップなど)
- ネット関連サービス(情報商材、能力開発商材など)
- 連鎖販売取引(ねずみ講、マルチ商法など)
- クレジットカード現金化(ショッピング枠の現金化サービス)
- ギャンブル(カジノなど)
- 個人情報(個人情報販売)
- 模倣品・海賊版
- (参照:LINE公式アカウントガイドライン)
リッチメッセージ
画像などにリンクやクーポンを添付出来るツール。
視覚的に集客にアプローチをかける事で、リンク先への誘導率を上げる事が期待できる。
9種類のテンプレートがあり、アップロードできるサイズは以下の通り。
- ファイル形式:JPG、JPEG、PNG
- ファイルサイズ:10MB以下
- 画像サイズ:1040px×1040px(長方形のテンプレート:幅1040px × 高さ520~2080px)
リッチビデオメッセージ
動画にリンクを貼って配信するツール。
アクションボタンも任意で設定が可能。視覚的に誘導率を上げる事が期待できる。
アップロードできるサイズは以下の通り。
- 推奨フォーマット:MP4、MOV、WMV
- ファイルサイズ:200MB以下
カードタイプメッセージ(4種類のテンプレート有)
- プロダクト(商品のテンプレート)
- ロケーション(場所)
- パーソン(人物紹介)
- イメージ(基本はリッチメッセージと同じ)
複数のカードを「カルーセル形式」(※)でまとめて表示でき、いろんな商品を並べて表示したり、ページなどを順番に見せることで視覚的に誘導率を上げる事が期待できる。(※画像などをスライドさせる事で、横並びに表示させる。)
アップロードできるサイズは以下の通り。
- ファイル形式:JPG、JPEG、PNG
- ファイルサイズ:10MB以下
- 推奨比率:1.54:1(パーソン:指定なし、イメージ:1.11:1)
リッチメニュー
トーク画面の下に表示されるメニューの事。画面を大きく画像で占めるため、ユーザーの注意を引きやすい。
分割された画像にリンクを貼り、予約やクーポン画面などユーザーに必要な情報やサービスを提供することができ、視覚的に誘導を高める事ができる。
アップロードできるサイズは以下の通り。
- ファイル形式:JPG、JPEG、PNG
- ファイルサイズ:1MB以下
- 画像サイズ:2500px × 1686px、2500px × 843px、1200px × 810px、1200px × 405px、800px × 540px、800px × 270px
LINEチャット
ユーザーと1対1のコミュニケーションを取ることが出来るツール。
設定画面の「応答設定」→基本設定→応答モードを「チャット」に切り替える必要がある。
クーポン
店舗や企業で使える割引クーポンやプレゼントクーポンが作れる。
有効期限、使える回数、写真の設定、5種類のクーポンタイプから属性が選べる。
- 来店する期待感が上がり、購買意欲が高まる。
- 認証済アカウントなら、クーポンが検索で表示されるようになる。
- クーポンのデータ分析ができる。
- ブロック防止になりやすい。
- 紙のクーポンより、利便性が高い。
アップロードできるサイズは以下の通り。
- ファイル形式:JPG、JPEG、PNG
- ファイルサイズ:10MB以下
- 推奨画像サイズ:640px×640px
ショップカード
来店や商品購入の際に特典として付与するポイントカード。
背景画像やゴールまでのポイント数や、特典、カード有効期限を設定することができる。
- 紙のショップカードより、利便性が高い。
- ブロック防止になりやすい。
応答メッセージ
ユーザーの送るメッセージ「キーワード」に対して、完全一致するメッセージを受信したときにのみ自動で返信するシステムの事。
事前に「キーワード」の登録が必要。
AI応答メッセージ(シンプルQ&A)
ユーザーの送るメッセージに対して、AIが自動で判別し返信するメッセージの事。
設定画面の「応答設定」→基本設定→応答モードを「チャット」に切り替える必要がある。
ステップ配信
ユーザーに対して、予め作成したメッセージを自動で配信できるツール。
ユーザーの属性や情報に合わせてメッセージ配信を設定できる。
- 条件分岐をする事で、ターゲットに合わせた配信ができるので集客に期待できる。
- クーポンも組み込む事ができる。
- ターゲットを誤るとブロックされてしまう恐れがある。
LINEコール
ユーザーからLINE公式アカウントに無料で通話・ビデオ通話ができる機能。
無料通話が可能。通話データが残るため、その後のコミュニケーションが継続できる。
LINE VOOM(旧タイムライン)
ショート動画などが楽しめる動画プラットフォーム。
LINEのお友だちとは別に、気になるクリエイターをフォローすることで繋がるプラットフォーム
アップロードできるサイズは以下の通り。
写真の場合
- ファイル形式:JPG、JPEG、PNG
- ファイルサイズ:10MB以下
動画の場合
- 推奨ファイル形式:MP4、M4V、MOV、AVI、WMV
- ファイルサイズ:500MB以下
- 再生時間:20分以下
料金プラン
ほぼ無料で使える
- メッセージ配信とステップ配信の頻度が少ない場合は、無料プランで可。
- お友だちが少ない状態の時は、無料プランで可。
まとめ
いかがでしたか。
今回は無料で使えるツールを中心に説明しましたが、
「LINE公式アカウント」が集客に特化してる理由を理解していただけたでしょうか。
店舗に集客するための手段として、先ずは「LINE公式アカウント」を開設して、そこに集客をし、無料で使える集客に特化したツールを使い、視覚的に誘導率を上げる事が大切です。
単純に「LINE公式アカウント」の最低限の設定だけなら簡単にできますが、それをビジネスツール(集客)として使う場合は、視覚的に誘導率を上げるための「センス」と「ブラッシュアップ」が最重要となってきます。
さらに運用するとなれば、頻度にもよりますが読みやすい配信メッセージの制作や
視覚的に誘導率を上げるデザイン制作でかなりの時間が奪われます。
マーケティング専門の部署がある店舗や企業は自社で運用できると思いますが、
実際にそういった所は少なく、日々の業務をこなしながら制作に時間を費やせるオーナーも少ないかと思います。
iDEA(イデア)のサービス
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